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USBブリッジICの成長予測:2031年には130百万米ドルに到達へ

USBブリッジIC世界総市場規模

USBインターフェースの「架け橋」となる集積回路技術
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USBブリッジICは、USBインターフェースと他規格(例:PCIe、SPI、I²C、HDMIなど)との間でデータ転送や信号変換を担う集積回路である。モジュール性が高く、用途に応じて複数のプロトコル対応が可能であり、設計自由度や実装柔軟性を大きく高める。本製品は回路規模が小型化されている一方、低消費電力・高信頼性設計が特徴であり、車載機器やIoT機器といった用途での採用が進んでいる。材料・プロセス面では、微細加工技術と高純度銅やレアメタル薄膜の安定供給が、製品性能とコストの両立に大きく貢献している。

 

図.   世界のUSBブリッジIC市場におけるトップ16企業のランキングと市場シェア(2024年の調査データに基づく最新のデータは、当社の最新調査データに基づいている)

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上記の図表/データは、YH Researchの最新レポート「グローバルUSBブリッジICのトップ会社の市場シェアおよびランキング 2025」から引用されている。ランキングは2023年のデータに基づいている。現在の最新データは、当社の最新調査データに基づいている。

YH Researchのトップ企業研究センターによると、USBブリッジICの世界的な主要製造業者には、FTDI、Silicon Labs、TI、Fujitsu、Infineon、ASMedia Technology(祥硕)、JMicron Technology(智微科技)、Silicon Motion(慧荣)、华澜微、Microchipなどが含まれている。2024年、世界のトップ5企業は売上の観点から約45.0%の市場シェアを持っていた。

 

図.   USBブリッジIC世界総市場規模

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上記の図表/データは、YHResearchの最新レポート「グローバルUSBブリッジICのトップ会社の市場シェアおよびランキング 2025」から引用されている。

幅広い産業を支える基盤ICとしてのポジションと成長背景

USBブリッジICは、パソコン、車載、テレワーク機器、産業制御、医療機器、家電まで、多様な製品においてインターフェース多様性を支える基盤ICとして不可欠な存在である。特にテレワークやデータセンターの拡大によりUSB接続機器の需要が増し、これが川下市場におけるUSBブリッジICへの要求上昇に直結している。YH Researchの「グローバルUSBブリッジICのトップ会社の市場シェアおよびランキング 2025」では、市場は年平均成長率8.1%を維持し、2031年には130百万米ドルに達すると予測されている。これは用途多様化と規格統合の流れに伴う「汎用IC」の重要性の高まりを示しており、日本の半導体企業にとっては、川上素材(半導体素材・微細加工技術)から川下実装分野への一貫提供によるバリューチェーン強化機会でもある。

 

 

高集積・高信頼性が参入壁を形成する競合構造

競争優位性の鍵は、性能(転送速度、マルチプロトコル対応)、コスト、供給安定性、技術的信頼性である。主要グローバルプレイヤーは、USB-CやUSB4への対応、高速伝送向け信号処理、暗号化機能や電力供給機能(PD)統合などの技術革新を進めている。国内企業では、高温・高耐久性設計による車載・産業用対応や、AIエッジデバイス向け低消費電力設計で差別化を図っている。地域別では、北米・アジアが性能開発、欧州が安全規格重視の方向性を示し、プレイヤー間で製品ポジショニングに地域特性が影響している。また、標準化活動によりエコシステムの拡大が見込まれており、新規参入者には高度な技術・特許力・信頼性が参入障壁となっている。

デジタルインフラとESG対応を支える次世代汎用ICへ

将来的には、多プロトコル対応の高集積化、ソフトウェア定義型インターフェース(SDI: Software Defined Interface)対応など、デジタル化による用途最適化が成長ドライバーとなる。また、省電力・低発熱設計、再生プロセスや環境負荷低減パッケージなどにより、ESG評価における優位性が確保されつつある。USBブリッジICは、脱炭素・デジタル社会基盤としての製品調達、安全保障政策(国産半導体)との整合性が注目され、政策評価や公的支援の適用対象となる可能性が高い。これにより、資本投入による技術蓄積と自国内製造強化に向けた投資判断と導入判断の双方での意義が高まっている。

 

 

会社概要
YH Research(YHリサーチ)は、グローバルビジネスをサポートする市場調査と情報提供の企業です。業界調査レポート、カスタムレポート、IPOアドバイザリーサービス、ビジネスプラン作成など、企業の成長と発展を支援するサービスを提供しています。 世界5カ国にオフィスを構え、100カ国以上の企業に正確で有益なデータを提供し、業界動向や競合分析、消費者行動分析などを通じて、企業が市場の変化に迅速に対応できるようサポートしています。

 

 

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